井河康子さん

2016.12 インタビュー


 鎌倉市では毎年、市制記念日の11月3日、市政の振興に功労のあった個人、団体を表彰しております。今年表彰された33人、11団体のお一人として、私たち町内から8Aにお住いの井河康子さんがその栄に輝きました。16年に及ぶ市スポーツ推進委員としての活動が認められたものです。

 市議会本会場での表彰式で、松尾市長から表彰状が授与されました。おめでとうございます。そして本当に多年、ご苦労様でした。井河さんには、16年の思い出を記していただきたいとお願いしたところ、快く、以下の文章にまとめて下さいました。


 文責 八木英樹 
写真 鎌倉広報11月15日より

8A 井河康子

 「体を動かすことが好きなら大丈夫」と言われ、それならばとスポーツ推進委員をお引き受けしてから、アッという間に16年が過ぎたように思います。鎌倉スポーツ推進委員は、市内16の小学校の校区に4名ずつ、全体64名でスポーツ推進の活動を行っております。
 大きな行事の一つが、3月初旬に催される「歩けかまくら」健康ウォークです。毎回、10km位のコースを歩きます。大仏の切通し、天園、六国見山の他、私が知らなかった道も沢山あり、参加された人たちといつも楽しく歩くことができました。
 もう一つが11月中旬に武道館で行われる「スポーツ・レクリエーションフェア」です。日頃スポーツをしていない人でも、小さなお子さんからご年配の方まで、気軽に楽しめるスポーツを体験していただくことができます。今年は300名を超える方々が来場され、熱気ある一日を過ごしていただくことができました。
 地域の活動の面では市民運動会やラジオ体操があります。市民運動会は多くの方々の協力なくしてはできない行事なので、いつも感謝の気持ちで一杯です。当日はどの町内も大いに盛り上がります。同時に、他の町内会の方々と顔を合わせることができる唯一の行事としてとても大切に思っています。
 スポーツ推進委員の活動を通じて沢山の方々と知り合えた事、色々な経験ができた事を財産に、これからもスポーツの楽しさ、体を動かす事の大切さを伝えていけたらと願っております。